まいど!
アメリカに帰って3日。まだまだ時差ぼけがとれずに昼間に眠くなったり夜中に起きたりしています。仕事帰りの運転とかのときに眠くなったらさすがにヤバイので『不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまう救急車(by鰐淵さん)前にこの週末なんとかしようとしているわきです。

さて、日本滞在中の話。

平日の昼間に電車に乗って、コーヒー片手にフリーのバイト情報誌を読みながら座っている俺は、そのナリからゆっても髪型からゆっても誰から見てもまずカタギの人間ではない。
たしかに日本で27にもなってこんな格好してる奴は立派な反社会人だ。


行ったのは5年ぶりに訪れる我が母校。中学校・高校。
2002年には2週間の教育実習もさせてもらい、実習期間が終わっているのに勝手に臨海学校へ同伴したという伝説もあり、教職員の皆さんの記憶には僕が色濃く残っていたようです。
出発のバスの中から校長に手振ったら笑ってたよ。


申し訳なかったのは当時の担任の先生や恩師にもこの5年間、自分がどこにいて何をしているのか全く報告していなかったこと。
そらこの格好でふらりと平日の昼間に現れて、
「アメリカで高校教師してます」ヒヨコ
なんてゆっても最初はなかなか信じてもらえないものだ。そしてひっくり返るくらい驚かれる。

担任だったK先生は今中2の担任をしている。
早速、先生の授業(理科)を見学。しかも10分早く授業を切り上げてくれて即興の質問会が始まった。

「アメリカ人はでかいですか?」ブタ
「アメリカのハンバーガーはでかいですか?ブタ
「アメリカの家はでかいですか?ブタ

…なんか、アメリカ=でかいっていうイメージがキョウレツにあるんやろうね、君。

「銃はもっていますか?」カエル
「カジノに行った事はありますか?」サル

みんな、仕事のことを聞いてくれ。
てか先生、この質問答えてもいいんですか?


「英語しゃべってください」ウサギ

来た、恐れていた質問。

日本におるとあらゆる人から「ちょっと英語で何かしゃべってみてよ」みたいな事を言われます。
あれ、なんなんでしょうか?
これって九州にいた時「関西弁ちょっとしゃべってみて」と言われていたのと同じくらい照れくさい&ムカつくんやけど、純粋な中学生のみんなの無邪気なお願いなのです。

英語!英語!」と、どーでもいいことで異常に盛り上がるクラスメガホン
「…じゃあワキ、しゃあないから英語でちょっと自己紹介みたいなんできる?」と先生。

仕方ないので英語でちょっとしゃべりました。

・・・シーン・・・


ほら、こうなるからしゃべりたくなかったんよ。てかあの盛り上がりは何処へ?圧倒されてリアクション不能やったんかな?

海外で働く日本人も結構多くなっています。
でも公立学校で働く日本人というのはなかなかお目にかかれないのが現状。
でも彼らが俺の年になる頃には、海外へ留学したり就職したりすることなんか、ホンマに当たり前のようになる時代になって、日本人でありながら公立校で教える先生もどんどん増えていくと思う。
だから今こうやってたまにチヤホヤされることも悪くはないんやけど、先人として、後続のために今しっかりと道を作ってあげようと思うのです。

「どうやったら英語が上達しますか?」熱帯魚

俺は中学・高校のときにバスケットしかしなかった自信があります。勉強は全くできなかったわけじゃないけど、特別できたわけじゃない。英語は苦手科目やった。そのかわりバスケットは人の三倍やりました。そういう何かに徹底して打ち込むことって大事やと思う。
今、中学生のみんなにできることは、モチロン英語の勉強も大事なんやけど、友達を大切にするとか、先生を尊敬するとか、人の立場になって考えるとか、そういう人格を磨くことやと思う-これは俺自身が中学生のときに言われたことなんやけど、今その大事さをひしひしと感じている。

僕らには素晴らしい未来が待っている。その可能性を信じて力強く進んでいく時、世界はみんなを手を広げて待っているのです。

傍に中学生の自分がいて、そいつの頭をガシガシとなでてやりたくなる、そんな一日でした。